最近近所にラーメン屋が出来て気になってたから、今日ふらっと食べに行ってみた
意外と外側は日本感が出ていてこれは期待できそうだと思ったけど、
中に入ると天井にぶら下がっている提灯といい、なにか違う感が。。。
。。。
なにか違う!!
なんだろうこの押しつけがましい日本感は
てかそもそもラーメン屋っぽくねー!!
まあでもそんな事はどうでもいい
要するにラーメンが美味いかどうかだ!!
だがそんな期待もメニューを見た瞬間儚く崩れ去る
地獄垃麺(180元)
。。。
ああこのパターンか(・_・;)
なぜ私が地獄拉麺(180元)の文字を見て急にテンションが下がったのか、それを説明する為に今日は台湾のラーメン事情について少し話そう
台湾のラーメン事情
台湾のラーメン屋の恐らく90%ぐらいはほぼ同じ味です
なぜなら皆同じ業者からスープの原液を買っているからである!!
台北や高雄といった大きい町の中心部には、日本人経営や、日本でラーメン修行経験ありの台湾人が独自にスープを作っている店もあるが、少し離れればこういった業者からスープを買って作っている店ばかりになる。
そしてそのスープの種類は恐らく豚骨、醤油、味噌、白湯、地獄(辛い豚骨)で、だいたい値段は平均一杯130元ぐらいである
白湯はまだしも地獄は日本ではまず見る事のないラーメンなので、これがメニューに書いてあれば業者からスープを買っていると思っていいです。
そして台湾のラーメン屋で一番腹立たしいのがこの市販のスープでラーメンを作って、手作りスープの店ぐらいの料金を取る店で、冒頭で私が地獄拉麺(180元)をみて「ああこのパターンか」と言ったのはこの為である
だから台湾でラーメン屋を見つけた場合メニューに地獄拉麺があり、それが200元前後するようであればまず入らない方がいいよ
正直値段が高いだけで一般的な値段の店とほぼ違いはない
ちなみに業者のスープを使った高い店と安い店のラーメンがこちら

高い方の店

安い方の店(九湯屋)
見ての通りほぼ違いは無く、高い方の店で食べるメリットは正直全く無いです。
ただ値段が安い店も味は一緒だけど店によってスープの濃さやトッピングは変わるので、けっこう日本人好みの店を探すのは難しい
特に台湾人は日本のラーメンをしょっぱいと感じているらしく必要以上にスープを薄めるので(本当はスープ代ケチってるだけかも)、どこで食ってもだいたい味が薄い
あとトッピングもけっこう重要で、特に台湾のメンマが独特な味がして日本人にはあまり合わない
なので台湾で業者のスープを使った美味しいラーメン屋を探すのは結構難しい(汗)
個人的にはさっき安い方のラーメンの写真を載せた「九湯屋」が好き

九湯屋

メニュー(一部)
メニューを見れば分かるけど、100元前後で食べれるし
スープの味も薄くなく、トッピングもチャーシュー、卵、ネギ、ワカメ、海苔でメンマが無いので食べやすい\(^o^)/
あと看板の謎の日本語も好き
味覚は新しく体現している(笑)

味覚は新しく」体現している
チェーン展開してるからどこかで見かけたら食べてみるといいよ
HP見たら独自にスープを開発してるって書いてるし、他のラーメン屋より群を抜いて安いので、もしかしたら台湾でラーメンスープを売ってる元締めって「九湯屋」なのかもしれないなあw
あとネットで結構話題になってたので知ってる人も多いと思いますけど、日本でちょっと流行った「台湾ラーメン」だけど、あれ台湾には売ってませんよ
理由を説明するのが面倒臭いので下の記事でも読んでおいて下さい
http://phototro.com/taiwanramen-yurai-344
そんなこんなで日々進化している?台湾のラーメン事情ですが総評を言わせてもらうと
やっぱりラーメンは日本が美味い!!
以上